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日本口腔インプラント学会認定医(専修医)になりました。

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

この度、日本口腔インプラント学会専修医の認定を受けることができました。

専修医修得まで協力してくださった、奥寺先生、小嶋先生、そして東京形成歯科研修会の先生方、本当にありがとうございました。

日本口腔インプラント学会は非営利の公益社団法人で、会員数14000人以上の日本最大規模の歯科学会です。

インプラント関連の学会は様々ありますが、公益社団法人として国の認可を受けているインプラント学会は日本口腔インプラント学会と日本顎顔面インプラント学会の2つしかありません。

日本口腔インプラント学会が重視しているのは、ガイドラインに沿った安全なインプラント治療を確実に行うことです。そして一貫してそのために活動を行っている非常に信頼のおける学会です。

会員になって早8年が経過しましたが、長い道のりを経て、インプラント学会認定医(専修医)を取得することができました。

まごころ歯科クリニックは高井戸・久我山で安全なインプラント治療と予防歯科を両立するために、これからも研鑽を積んでいきます。

 

咬合談話会実習

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

先月に引き続き、咬合談話会の実習に参加してきました。

咬合談話会を主宰されている栗田先生はナソロジーを本格的に臨床に取り入れられている数少ない先生です。

全調整咬合器やパントグラフといった本格的な装置を用いた栗田先生の緻密な治療を学ぶ機会を得たことを大変うれしく思っております。

今回は咬みわせの要ともいうべき、『中心位』の測定方法等について詳しく教えて頂きました。

中心位とは簡単にいうと顎の運動の中心の位置です。

歯の咬みあわせの中心が、この中心位から大きずれてしまうと、顎が痛くなったり、肩こりや頭痛の原因となるといわれております。

中心位の重要性は昔から指摘されており、この中心位はどこにあるのか?という研究が数多くなされました。しかし、体内にある顎の関節の運動を直接目で見ることはできません。そのため、様々な仮説と検証がなされましたが、なかなか正しい結論は得られず、中心位の定義は時代とともに変化していきました。

現代では中心位は『下顎頭が下顎窩内の前上方にある位置』と定義されています。この位置のとき、筋肉のバランスがとれた状態になり、咬みあわせの安定が得られると考えられております。

中心位についてはいろいろな意見があり、専門書によっても内容がかなり違います。実のところ、歯科医学は咬みあわせについて、完全な理解には至っていないのが現状だと思います。

そのため、残念なことに、多くの歯科関係者は、咬み合わせについて無関心になってしまっております。

しかし、咬み合わせについて真摯に取り組み、理想的な咬合を突き詰めていくことは確かに有意義なことであり、大切なことです。

引き続き、咬みあわせについて研鑽を積んでいきたいと思います。

以下の記事も参考にして下さい。

咬合を学びに

咬合談話会で全調整咬合器の実習

咬合談話会でのスプリント製作実習

 

 

 

セラミック歯をつくるラボ見学

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

セラミック歯を専門的につくっているラボ、でんたる工房さんを見学してきました。

都庁のすぐ近くにあるこちらのラボでは、熟練の技工士さんが一つひとつの歯をこだわりをもって丁寧に作ってくださっております。

オールセラミック歯をはじめ、メタルボンドセラミック、インプラントの上部構造、セラミックラミネートべニア、インプラント用ガイドなど自費の技工物を中心に作っているとのことで、それぞれの技工に関して、とても丁寧に説明してくださいました。

近年、セラミックの技術は飛躍的に進歩しており、より丈夫で美しい歯が作れるようになってきております。

特にオールセラッミック材料の一種であるジルコニアとガラスセラッミックは、どんどん良くなっています。

ジルコニアは人工ダイヤモンドにも使われる素材で極めて頑丈なセラミックです。色合いの面で弱点がありましたが、最近では異なる色調のジルコニアを重ね合わせたマルチレイヤードジルコニアができたことにより、より美しく進化しております。

ガラスセラミックは透明感が非常に高く、しかも天然歯に近い硬さをもったセラミックです。

これらの素材は金属アレルギーのリスクもなく、生体親和性が高いため、安心して歯の材料として使うことが出来ます。

こうした素材を扱うには、セラッミックを加工するための高価な機器が必要なのはもちろんですが、熟練の技術と、最新の技術を積極的に学んでいく、歯科技工に対する熱い思いがなにより重要だと思います。

でんたる工房の技工士さんは、必要があれば、口の中の写真を撮りに駆けつけてくれたり、症例に応じて様々な相談に乗っておいただけたりと、とても真摯に対応して頂けます。でんたる工房の皆さんのように、真摯に歯科医療に取り組む方々と仕事ができて大変うれしいです。

まごころ歯科クリニックは高井戸・久我山での審美的なセラミック治療のために日々取り組んでおります。今後とも宜しくお願い致します。

ジルコニアフレーム技工中

 

 

 

 

 

 

 

技工用顕微鏡で制作中

 

NDLmint-seminar SRP実習セミナー参加

こんにちは。まごころ歯科クリニック 歯科衛生士の白井です。

先日NDLmint-seminar SRP実習シリーズクリニカルベーシック2日間コースの

セミナーに参加させていただきました。

SRPとはスケーリングルートプレーニングの略で歯周病の初期治療の一つです。

歯周病の治療を行う上で、治療成功のカギを握るSRPはとても重要です。

患者さんの治療成功につなげるために、この実習でたくさんのことを学びました!(^^)!

 

実習は少人数制で6名の受講者に対し1人のインストラクターの方がついてくださり密着指導をしてもらいました。

患者さんのお痛みがないように施術するためのポイント、術者にも負担が少ない施術中のポジション、SRPの基本操作や衛生士さん同士で施術や治療についても情報を共有することができ、有意義な2日間でした( *´艸`)

 

実際にセミナーの次の日からこのSRPをすることがあったので早速実践することが出来ました。

これからの治療につなげれるように日々精進していきたいです(*‘ω‘ *)

 

咬合を学びに

2月16日、咬合談話会というスタディーグループの咬合実習に参加しました。

咬合談話会主催者である栗田恒雅先生は、日本顎咬合学会の指導医であり、ナソロジーという理論を臨床で実践されている先生です。

今回は実習ということで、五反田にある先生のオフィスに行ってきました。

ナソロジーとは、1920年代にアメリカで確立された咬合の理論です。ナソロジーにより、それまで一本単位で行われてきた歯科治療は、全体的な顎咬合系にまで考えられるようになりました。かみ合わせについての理論のみならず、一つひとつの術式がとても丁寧に考えられた方法論です。

義歯を作る時も、インプラント治療をする際も、全ての歯科治療のベースにはかみ合わせがあります。

緻密に考え尽くされたナソロジーの理論を、詳しく学ぶ機会を得たことを非常に幸運に思っております。

フェイスボウの使い方、咬合器へのマウント、中心位の咬合採得など、大変勉強になりました。

来月も楽しみです。

 

以下の記事も参考にして下さい。

咬合談話会で全調整咬合器の実習

咬合談話会でのスプリント製作実習

咬合談話会実習