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インプラント学会関東甲信越部学術大会に参加

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原です。

2月11日(土)はインプラント学会関東甲信越部学術大会に参加してきました。会場は新宿の京王プラザホテルで、医院のある高井戸西からも近く助かりました。

今回の大会のテーマは『インプラント治療の最先端を語ろう』というものでした。シンポジウムでは歯科の先生だけでなく、耳鼻科の先生が講演されており、上顎洞炎と耳鼻科での上顎洞炎の治療法について詳しく説明されておりました。インプラント治療に限った話ではなく、歯科医師も上顎洞について詳しく知っておくことが重要です。

上顎の奥歯は上顎洞という骨の空洞と接しています。上顎洞は鼻の横から目の下辺りまで広がる顔の骨の空洞です。上顎の歯の根に炎症が起きると、この上顎洞にまで炎症が及ぶことがあります。これを歯性上顎洞炎と言います。

上顎洞炎になると、頭痛や、目の奥の違和感、鼻づまり、頭重感等の症状が起き、大変つらいです。

歯が原因の上顎洞炎の場合、抗生物質を服用してもらいながら、歯の根の治療を行います。しかし、骨の構造的に上顎洞炎が治りにくい方の場合は、手術により骨の構造を治すことが必要です。昔は口の中から大きな切開を加える上顎洞炎の手術が行われておりましたが、最近はESSと呼ばれる耳鼻科での手術が主流です。

ESSは内視鏡を使ったアプローチで、大きな切開を加えることなしに上顎洞の手術ができる画期的な治療方法です。ESSの発達により、大きな切開を加える手術法はすたれてきてしまいました。

医学は日々進歩しております。インプラント治療の術式や、インプラント本体の材質も年々進化し続けております。

私も積極的に最新の医療技術を習得し、日々の治療に活かしていきたいと思います。

まごころ歯科クリニックは高井戸・久我山での良質なインプラント治療のために日々研鑽を積んでおります。