4月 | 2017 | まごころ歯科ブログ

当院の
インプラント
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ノーベルアクティブについて

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

今日はインプラントの形についてのお話です。

先日のインプラント手術では『コルク栓抜きの形』をしたインプラントを使用しました。

ノーベルアクティブという種類のインプラントです。

ノーベルアクティブは世界最高品質と言われるノーベルバイオケア社のインプラントで、独自の形態が特長です。

一般的にインプラントには円柱状の形の『ストレートタイプ』、天然の歯と同じように先端に向かって細くなっていく『テーパードタイプ』の2種類があり、症例によって使い分けがなされております。

しかし、骨が非常に軟らかい場合や、抜歯直後で大きな穴があいてしまっている場合には、どちらのタイプを使っても、しっかりとインプラントを骨に固定をすることが難しく、手術が難しい場合がありました。

そこで登場したのがこの『コルク栓抜きの形』をしたインプラント、ノーベルアクティブです。

このインプラントは、まさにコルク栓抜きのように軟らかい骨や、抜歯直後の骨にくい込んでいくため、他のタイプのインプラントより、しっかりと固定することが可能です。

この形状が全てのインプラント手術に適するというわけではありませんが、症例によっては非常に有効なインプラントです。

(右)アクティブ(中)ストレート(左)テーパード

インプラント手術は、必ずしもすべての条件が整った骨ばかりというわけではありません。

より良いインプラント治療のためには骨を増やす手術や、様々な種類のインプラントを使い分けることが重要です。

当院では、杉並区、久我山・高井戸でのより確実なインプラント治療のために日々取り組んでおります。

 

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偶然の発見から発展したインプラント治療

インプラントと天然歯は繋げられない?

天然の歯とインプラントの歯の形の違いについて

 

 

咬合談話会でのスプリント製作実習

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

先日、咬合談話会の実習に参加してきました。

咬合談話会を主宰されている栗田先生はナソロジーを本格的に臨床に取り入れ、数十年のキャリアをもつ、日本でも数少ない咬合治療のパイオニアです。

今回はスプリントの制作や、リマウントの方法について学ばせていただきました。

スプリントとは顎の位置が本来の位置からずれてしまっている場合、夜間装着することにより、筋肉のコリをとり、正しい顎の位置に導くためのマウスピースのことです。

スプリントには多くの種類があり、使用目的によって使い分ける必要があります。

スプリントを装着すると、顎の調子がよくなり、肩こりが改善する患者様もいらっしゃいます。

天然歯だけでなく、義歯やインプラントの上からも装着でき、歯を削ったりする必要もないため、とても良い治療法だと思います。

今回、私も自分のためのスプリントを制作してみました。口の中に装置を入れるため、やや違和感がありますが、なかなか快適です。

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咬合談話会で全調整咬合器の実習

咬合談話会実習

咬合を学びに

笠原デンタルオフィスでの勉強会

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

先日、大学時代の同級生で集まって、小岩にある笠原デンタルオフィスで勉強会をしました。

笠原デンタルオフィスはマイクロを使用した自費治療を中心とする歯科医院です。

勉強会の前には、マイクロを使った樋状根の根管治療の見学することもでき、大変勉強になりました。

樋状根とは、2本の歯の根が癒合し、雨どいのようなU字型になってしまっているものです。通常の歯根治療より難しく、精密な治療をするためには高度な技術が必要です。

勉強会は深夜まで続き、やや疲れましたが、それぞれの先生方が素晴らしい発表をされ、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

今回は、マイクロ治療について、歯の移植について、ガイドシステムを使ったインプラント治療について、より良いプレゼンテーションの方法について、咬合治療について、など様々なテーマの発表がありました。

次の日治療があるにもかかわらず車で送ってくれたA先生、わざわざ一緒についてきてくれたH先生、ありがとうございます!

 

お花見

こんにちは

まごころ歯科の荻原真です。

先日、久我山2丁目にある遊び場110番(旧NHKグラウンド)にお花見に行きました。

やや寒かったですが、ちょうど桜が満開のタイミングでとても綺麗でした。

お花見に行くまで、医院の近くにこんな広場があるとは知らなかったので、なんだかすがすがしい気持ちになりました。緑が多いというのはいいことですね。

ちなみにこの広場は今後、新たな公園として生まれ変わる予定とのことです。

まだ、先の話でしょうが、楽しみです!

 

 

 

歯垢と歯石の違いについて

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

『歯石と歯垢とは違うのでしょうか?』

『歯石って一体なんなのですか?』

といった質問を患者様からお受けすることが多いので、今日は歯垢と歯石の違いについて簡単にまとめてみようと思います。

歯垢(プラーク)は細菌と細菌のだす、ねばねばした代謝物のかたまりです。

たとえるならば、細菌の巣のようなものです。1mgの歯垢には1億個以上の細菌が存在すると言われております。口の中には唾液の働きによる自浄作用があり、歯垢が付着するのを防いでおりますが、唾液の働きが悪い部位を中心に少しずつ付着していきます。特に唾液の分泌量が低下する夜間に歯垢はたまりやすくなります。

歯垢は虫歯や歯周病の原因になりますが、歯垢の段階であれば毎日の歯磨きで落とすことができます。ただし、歯垢はうがいだけで落とすことはできませんので、必ず歯ブラシを使って機械的に磨き落とす必要があります。

それに対して、歯石は歯垢が石灰化したもので、石のような硬いかたまりです。歯垢を残したままにいておくと、2~3日で硬くなりはじめ、徐々に歯石に変化していきます。

たとえるならば、歯石は細菌の要塞のようなもので、歯ブラシでは落とすことができません。歯石を落とすためには歯科医院で専用の道具を使い、砕いて落とす必要であります。

歯石には白い色のものもあれば、黒い色のものもあります。主に白い色の歯石は歯と歯肉の境界付近に、黒い歯石はそれよりも深い歯の根の周囲に付きます。ひどい場合には歯の根の先端にまで、黒い歯石が付いてしまうことがあります。

歯石も虫歯や歯周病の原因であり、特に歯周病の原因として、非常にやっかいなものです。

また、歯垢や歯石は天然の歯だけでなく、インプラントにも付きます。たまにインプラントは人工のものなので、歯磨きをしなくても大丈夫と思われている方でいらっしゃいますが、それは全くの誤りです。インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。歯周病が悪化すると天然の歯もインプラントもぐらぐらになってしまいますので、両方とも毎日の歯磨きと、歯科医院でのケアが重要です。

 

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