まごころ歯科ブログ
ノーベルアクティブについて
2017年04月29日
こんにちは
まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。
今日はインプラントの形についてのお話です。
先日のインプラント手術では『コルク栓抜きの形』をしたインプラントを使用しました。
ノーベルアクティブという種類のインプラントです。
ノーベルアクティブは世界最高品質と言われるノーベルバイオケア社のインプラントで、独自の形態が特長です。
一般的にインプラントには円柱状の形の『ストレートタイプ』、天然の歯と同じように先端に向かって細くなっていく『テーパードタイプ』の2種類があり、症例によって使い分けがなされております。
しかし、骨が非常に軟らかい場合や、抜歯直後で大きな穴があいてしまっている場合には、どちらのタイプを使っても、しっかりとインプラントを骨に固定をすることが難しく、手術が難しい場合がありました。
そこで登場したのがこの『コルク栓抜きの形』をしたインプラント、ノーベルアクティブです。
このインプラントは、まさにコルク栓抜きのように軟らかい骨や、抜歯直後の骨にくい込んでいくため、他のタイプのインプラントより、しっかりと固定することが可能です。
この形状が全てのインプラント手術に適するというわけではありませんが、症例によっては非常に有効なインプラントです。
インプラント手術は、必ずしもすべての条件が整った骨ばかりというわけではありません。
より良いインプラント治療のためには骨を増やす手術や、様々な種類のインプラントを使い分けることが重要です。
当院では、杉並区、久我山・高井戸でのより確実なインプラント治療のために日々取り組んでおります。
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