09 | 3月 | 2017 | まごころ歯科ブログ

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セラミック歯をつくるラボ見学

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

セラミック歯を専門的につくっているラボ、でんたる工房さんを見学してきました。

都庁のすぐ近くにあるこちらのラボでは、熟練の技工士さんが一つひとつの歯をこだわりをもって丁寧に作ってくださっております。

オールセラミック歯をはじめ、メタルボンドセラミック、インプラントの上部構造、セラミックラミネートべニア、インプラント用ガイドなど自費の技工物を中心に作っているとのことで、それぞれの技工に関して、とても丁寧に説明してくださいました。

近年、セラミックの技術は飛躍的に進歩しており、より丈夫で美しい歯が作れるようになってきております。

特にオールセラッミック材料の一種であるジルコニアとガラスセラッミックは、どんどん良くなっています。

ジルコニアは人工ダイヤモンドにも使われる素材で極めて頑丈なセラミックです。色合いの面で弱点がありましたが、最近では異なる色調のジルコニアを重ね合わせたマルチレイヤードジルコニアができたことにより、より美しく進化しております。

ガラスセラミックは透明感が非常に高く、しかも天然歯に近い硬さをもったセラミックです。

これらの素材は金属アレルギーのリスクもなく、生体親和性が高いため、安心して歯の材料として使うことが出来ます。

こうした素材を扱うには、セラッミックを加工するための高価な機器が必要なのはもちろんですが、熟練の技術と、最新の技術を積極的に学んでいく、歯科技工に対する熱い思いがなにより重要だと思います。

でんたる工房の技工士さんは、必要があれば、口の中の写真を撮りに駆けつけてくれたり、症例に応じて様々な相談に乗っておいただけたりと、とても真摯に対応して頂けます。でんたる工房の皆さんのように、真摯に歯科医療に取り組む方々と仕事ができて大変うれしいです。

まごころ歯科クリニックは高井戸・久我山での審美的なセラミック治療のために日々取り組んでおります。今後とも宜しくお願い致します。

ジルコニアフレーム技工中

 

 

 

 

 

 

 

技工用顕微鏡で制作中