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NDLmint-seminar SRP実習セミナー参加

こんにちは。まごころ歯科クリニック 歯科衛生士の白井です。

先日NDLmint-seminar SRP実習シリーズクリニカルベーシック2日間コースの

セミナーに参加させていただきました。

SRPとはスケーリングルートプレーニングの略で歯周病の初期治療の一つです。

歯周病の治療を行う上で、治療成功のカギを握るSRPはとても重要です。

患者さんの治療成功につなげるために、この実習でたくさんのことを学びました!(^^)!

 

実習は少人数制で6名の受講者に対し1人のインストラクターの方がついてくださり密着指導をしてもらいました。

患者さんのお痛みがないように施術するためのポイント、術者にも負担が少ない施術中のポジション、SRPの基本操作や衛生士さん同士で施術や治療についても情報を共有することができ、有意義な2日間でした( *´艸`)

 

実際にセミナーの次の日からこのSRPをすることがあったので早速実践することが出来ました。

これからの治療につなげれるように日々精進していきたいです(*‘ω‘ *)

 

インプラントに対するフッ素の影響について

こんにちは。まごころ歯科クリニック院長の荻原です。今日も先日に引き続き、フッ素について書こうと思います。

フッ素に虫歯を予防する効果があることは多くの方の知るところです。

詳しくは『フッ素効果の実験』を参考にして下さい。

しかし、このフッ素が口の中のインプラントを腐食させる可能性があるという説があり、患者様からもこのことについて質問されることがあります。現在市販されている多くの歯磨き粉には1000ppm程度の低濃度のフッ素が配合されています。この1000 ppmの濃度のフッ素がインプラントの腐食を引き起こすとの研究結果があり、インプラント用の歯磨き粉として、フッ素無配合の歯磨き粉も売られております。

本当にフッ素はインプラントを腐食させるのでしょうか?

平成27年5月に日本口腔衛生学会フッ化物応用委員会は多くの研究を解析した結果として

『フッ化物配合歯磨剤の利用はチタン製歯科材料使用者(インプラント使用者)にも推奨すべきである』

との見解を示しています。インプラントが口の中にある方もフッ素入りの歯磨き粉を使って大丈夫との見解ですね。日本口腔衛生学会がだした見解には二つのポイントがあります。一つは、口の中には唾液があり、唾液の働きで歯磨き粉に含まれるフッ素はかなり薄まっている(200~300ppm)ため、インプラントを腐食させるリスクは非常に低いということです。もう一つのポイントは、フッ素には天然歯の虫歯を予防する確かな効果があるため、天然歯が多く残っている場合には、インプラントが腐食するリスクより虫歯を予防するメリットの方が大きいということです。

私も、多くの歯が残っている場合には、フッ素配合の歯磨き粉を積極的に使うべきだと思います。ただし、天然歯が少なく、インプラントが多い方の場合はフッ素無配合の歯磨き粉を使用すべきと思います。

インプラント用のフッ素無配合の歯磨き粉としてはジェルコートIP等があります。ジェルコートIPにはインプラント周囲炎を予防するための高い殺菌成分や歯肉を活性化する成分も配合されており、当院ではインプラントが多く入っている方におすすめいたしております。

また、歯科医院内でのフッ素塗布は9000ppmという高濃度のフッ素を用いるため、こちらはインプラントが入っている方には控えるべきと考えております。

日々新たな研究がなされ、昨日の常識は今日の非常識になっていきます。今後もインプラントとフッ素の関係に関する新たな研究に注目していく必要があります。

まごころ歯科クリニックは高井戸、久我山で質の高いインプラント治療予防歯科を両立すべく、日々精進していきます。

 

こちらの記事もあわせてお読みください。

フッ素効果の実験

インプラントと天然歯は繋げられない?

天然歯とインプラントの歯の形の違いについて

高濃度フッ素ハミガキぞくぞく登場

 

フッ素効果の実験

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

今回はフッ素の効果について面白い実験をいたしました。フッ素が虫歯を予防する効果があることは世間でも広く知られております。

最近の多くの歯磨き粉にはフッ素が含まれていますし、多くの歯科医院では高濃度のフッ素の塗布が行われています。高濃度のフッ素を歯に塗布するとフッ化カルシウムという成分ができ、このフッ化カルシウムがPhの低い状態になるとフッ素イオンとして歯に作用し虫歯を防ぐと考えられております。当院でもフッ素の塗布を行っております。

しかし、フッ素の効果は実際に目で見ることができません。本当に効果があるのかなあ、と思われる方もいると思います。

そこで今回は、歯の代わりに卵を使い、フッ素の効果についての面白い実験を行いました。

以下が実験の概要です。(使用した卵とお酢は久我山のスーパーで買ったごく普通のものです。)

卵を二つ用意し、それぞれにマークを付けます

 

 

 

 

フッ素マークの卵にフッ素を塗布して30分放置します

お酢の中に入れます

2日後。フッ素マークの卵は殻のダメージが少ない。 フッ素なしのは顔が溶けてしまいました。

3日後。フッ素マークの卵の殻はまだ残っています。 フッ素なしの卵の殻は完全に溶け落ちました。

 

 

 

 

 

 

 

いかがでしょうか。フッ素で完全に卵の殻の溶解を防げたわけではありませんが確かな効果があったようです。

もちろん実際の歯は卵の殻とは成分が違います。卵の殻の主成分は炭酸カルシウムで、歯の表面の主成分はハイドロキシアパタイトです。歯はお酢に漬けても3日でどろどろに溶けたりはしません。ですのでこの実験はあくまで参考程度のものですが、フッ素の効果を視覚的に実感できる実験となりました。

こちらの記事もあわせてお読みください。

インプラントに対するフッ素の影響について

世界で最も虫歯・歯周病が少ない国

キシリトールの虫歯予防効果はどのくらいか?

 

親知らず撮影用CTパーツ

こんにちは。まごころ歯科クリニック院長の荻原です。

当院では親知らずを抜歯する前にCT撮影をすることがあります。親知らずは下歯槽神経という、骨の中を通る大きな神経に接していることがあります。抜歯のときに、この神経を傷つけてしまうと唇に麻痺が起こってしまいます。こうした事態を避けるためには、親知らずと神経の位置関係を事前に正確に把握することが必要です。しかし、二次元のレントゲン写真だけでは、その位置関係が正確に把握できないことがあります。

そんなときCT撮影が有効です。CT撮影なら歯と神経の三次元的な位置関係を把握することができ、神経麻痺のリスクを大幅に下げることができます。

当医院では開院当初から最新のCT機種であるトロフィーパンオシリスを導入し、歯の神経の治療や、インプラント手術、親知らずの抜歯等に活用してきました。

トロフィーパンオシリスは被爆量が少なく、短時間で高画質の撮影ができる、とても優秀な機種なのですが、親知らず撮影の位置づけがしにくいという欠点がありました。メーカー(ヨシダ)の方に相談したところ、先日、智歯撮影用の新たなパーツを用意してくれました。

トロフィーパンオシリス

 

親知らず撮影用パーツ

この小さなプレート状のパーツにより、親知らずのCT撮影がよりスムースにできるようになりました。ヨシダの方、本当にありがとうございます。

親知らず抜歯には必ずCT撮影が必要というわけではありません。通常のレントゲン撮影で安全が確認できる場合も多くあります。また、親知らず抜歯のためのCT撮影は保険適応になります。

親知らずに不具合がある方は、お気軽にご相談下さい。

こちらの記事も合わせてお読みください。

親知らずは抜歯が必要?

開院一周年

まごころ歯科クリニック院長の荻原です。

おかげさまで、当院は2月15日で開院から一周年を迎えることができました。

私もようやく、高井戸・久我山の地理に詳しくなり、道に迷うことがなくなりました(笑)。

まごころ歯科は皆様のお口の健康を守るパートナーとして、今まで以上に努力して参ります。今後とも宜しくお願い申し上げます。お困りの事、お気づきの点等ございましたら、ご遠慮なくお申し付けください。

今月からプロフィーメイトneoという機器を導入しました。プロフィーメイトneoは歯の表面の着色を落とすための機器です。この機器から微細なパウダーを歯に吹き付けることで、ブラシでは落としきれない着色を短時間できれいに落とすことができます。歯にやさしいパウダーを使用しているため、歯の表面を傷つけることなく、とてもなめらかに仕上げることが出来ます。

ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。