ホワイトニング｜杉並区高井戸での予防歯科・インプラント｜まごころ歯科クリニック

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの比較

ホワイトニング剤の成分

ホワイトニング剤の主成分は過酸化水素と過酸化尿素の二つがあります。
過酸化尿素は使用中に過酸化水素に分解されて作用しますので、ホワイトニングは過酸化水素の作用といえます。
濃度の低い過酸化水素はオキシドールなどの消毒薬として市販されております。過酸化水素は光や熱で容易に分解し、フリーラジカルが発生します。このフリーラジカルが歯の内部に入り込み歯の中にある着色物質を分解することにより歯が白くなります。

クリーニングとホワイトニングの違い

クリーニングは歯の表面に付いた汚れや着色を物理的に除去することです。
クリーニングには、ブラシを使う方法や、微細なパウダーを吹きかけて着色を落とす方法などがあります。
クリーニングによって、歯の表面は輝きを取り戻しますが、歯そのものが白くなるわけではありません。
一方、ホワイトニングは歯の内部の着色因子を科学的に分解する方法です。
ホワイトニングによって歯そのもの自体が白くなり、透明感を増すことができます。適切なホワイトニングを行うためにはホワイトニングの前に歯の表面の汚れや着色をクリーニングによって落としておくことが必要です。また、ホワイトニング後も、定期的なクリーニングを行うことが望ましいです。

エアフロー

歯科医院で行うクリーニングには従来から回転するブラシを用いた方法が用いられております。この方法も有効ではありますが、細かいくぼみの着色や強固にこびりついた着色は落としきれない場合があります。
当院では、歯の表面に微細なパウダーを吹きかけて着色を落とすエアフローという装置を取り入れております。回転ブラシでは届きにくいにくいくぼんだ場所の着色も、微細なパウダーであれば短時間に落とすことができます。

ホワイトニング期間中に注意すべき食品

ホワイトニングをすると歯の表面を覆う薄い膜、ぺリクルが剝がれます。ぺリクルは半日ほどで再生しますが、ぺリクルが剥がれているときは着色が付きやすくなりますので、ホワイトニング期間中は、着色の付きやすい食品を避ける必要があります。

知覚過敏の可能性

ホワイトニング期間中、一時的に知覚過敏が起こりやすくなります。通常数時間～数十時間で症状はなくなりますが、知覚過敏が起きた場合にはホワイトニングの頻度を減らすなどの対応が必要です。また、症状が強い場合には、ホワイトニングを一時中断して頂くこともあります。

ホワイトニングの限界

ホワイトニングは透明感を失わずに歯を白くすることができる反面、陶器のような真っ白な白さにはなりません。
あくまでも自然な色合いの白さにすることがホワイトニングの目的でもあり、限界でもあります。
また、ホワイトニングの効果は人によって個人差があり、期待しているほど白くならないこともあります。重度な変色歯の方の場合も効果が十分にでない場合があります。