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笠原デンタルオフィスでの勉強会

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

先日、大学時代の同級生で集まって、小岩にある笠原デンタルオフィスで勉強会をしました。

笠原デンタルオフィスはマイクロを使用した自費治療を中心とする歯科医院です。

勉強会の前には、マイクロを使った樋状根の根管治療の見学することもでき、大変勉強になりました。

樋状根とは、2本の歯の根が癒合し、雨どいのようなU字型になってしまっているものです。通常の歯根治療より難しく、精密な治療をするためには高度な技術が必要です。

勉強会は深夜まで続き、やや疲れましたが、それぞれの先生方が素晴らしい発表をされ、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

今回は、マイクロ治療について、歯の移植について、ガイドシステムを使ったインプラント治療について、より良いプレゼンテーションの方法について、咬合治療について、など様々なテーマの発表がありました。

次の日治療があるにもかかわらず車で送ってくれたA先生、わざわざ一緒についてきてくれたH先生、ありがとうございます!

 

お花見

こんにちは

まごころ歯科の荻原真です。

先日、久我山2丁目にある遊び場110番(旧NHKグラウンド)にお花見に行きました。

やや寒かったですが、ちょうど桜が満開のタイミングでとても綺麗でした。

お花見に行くまで、医院の近くにこんな広場があるとは知らなかったので、なんだかすがすがしい気持ちになりました。緑が多いというのはいいことですね。

ちなみにこの広場は今後、新たな公園として生まれ変わる予定とのことです。

まだ、先の話でしょうが、楽しみです!

 

 

 

歯垢と歯石の違いについて

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

『歯石と歯垢とは違うのでしょうか?』

『歯石って一体なんなのですか?』

といった質問を患者様からお受けすることが多いので、今日は歯垢と歯石の違いについて簡単にまとめてみようと思います。

歯垢(プラーク)は細菌と細菌のだす、ねばねばした代謝物のかたまりです。

たとえるならば、細菌の巣のようなものです。1mgの歯垢には1億個以上の細菌が存在すると言われております。口の中には唾液の働きによる自浄作用があり、歯垢が付着するのを防いでおりますが、唾液の働きが悪い部位を中心に少しずつ付着していきます。特に唾液の分泌量が低下する夜間に歯垢はたまりやすくなります。

歯垢は虫歯や歯周病の原因になりますが、歯垢の段階であれば毎日の歯磨きで落とすことができます。ただし、歯垢はうがいだけで落とすことはできませんので、必ず歯ブラシを使って機械的に磨き落とす必要があります。

それに対して、歯石は歯垢が石灰化したもので、石のような硬いかたまりです。歯垢を残したままにいておくと、2~3日で硬くなりはじめ、徐々に歯石に変化していきます。

たとえるならば、歯石は細菌の要塞のようなもので、歯ブラシでは落とすことができません。歯石を落とすためには歯科医院で専用の道具を使い、砕いて落とす必要であります。

歯石には白い色のものもあれば、黒い色のものもあります。主に白い色の歯石は歯と歯肉の境界付近に、黒い歯石はそれよりも深い歯の根の周囲に付きます。ひどい場合には歯の根の先端にまで、黒い歯石が付いてしまうことがあります。

歯石も虫歯や歯周病の原因であり、特に歯周病の原因として、非常にやっかいなものです。

また、歯垢や歯石は天然の歯だけでなく、インプラントにも付きます。たまにインプラントは人工のものなので、歯磨きをしなくても大丈夫と思われている方でいらっしゃいますが、それは全くの誤りです。インプラントは虫歯にはなりませんが、歯周病にはなります。歯周病が悪化すると天然の歯もインプラントもぐらぐらになってしまいますので、両方とも毎日の歯磨きと、歯科医院でのケアが重要です。

 

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キシリトールの虫歯予防効果はどのくらいか?

キシリトールが虫歯予防になるということは世間に広く知られておりますが

キシリトールとはそもそも何なのか? なぜ虫歯を予防する効果があるのか?

詳しく知っている方は少ないと思います。

今日はキシリトールについて少し説明させて頂きたいと思います。

キシリトールとは、人工甘味料の一種です。日本で流通しているものは原料として、とうもろこしの芯の部分が使用されております。キシリトールが虫歯を予防することに関して様々な研究がなされております。

キシリトールが虫歯予防になる理由として2つのことが言われております。

①虫歯の原因となる酸を作らない。

②虫歯の原因菌であるミュータンス菌の活動を抑制する。

この内、『①虫歯の原因となる酸を作らない』に関しては間違いありません。通常、ミュータンス菌は糖を食べて酸を作りだし、この酸が歯を溶かし虫歯になります。しかし、ミュータンス菌はキシリトールから酸を作りだすことが出来ないのです。ですので、キシリトールだけを食べていれば虫歯になることはありません。

『②虫歯の原因菌であるミュータンス菌の活動を抑制する』に関しては最近では否定的な声も上がっております。確かにキシリトールによりミュータンス菌の活動が抑制できたとする研究もありますが、科学的根拠が低いものが多く、疑わしいところもあります。

ですので、現在確実に分かっていることはキシリトールを食べても虫歯にはならないということだけで、キシリトールによって積極的に虫歯を防げるかどうかは定かではありません。

また、キシリトールガムを噛んでいれば、唾液がよく分泌されますので、唾液の作用による虫歯予防は期待できます

上記したように、『キシリトールを食べても虫歯にはなりません』が、ここにも注意が必要です。

市販されているキシリトール配合を謳う食品には、キシリトールがわずかしか入っていないものもあります。キシリトールは原価が高く、コストを抑えるため含有率を下げているものがあるのです。

キシリトールの配合率が低く、他に炭水化物が多量に含まれている食品は、あまり意味がないと言わざるを得ません。できるだけキシリトール100%配合のものを選びましょう。

ただし、キシリトールは過剰に取り過ぎると下痢になりやすい副作用がありますので、おなかが弱い人は取り過ぎには注意が必要です。

 

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日本口腔インプラント学会認定医(専修医)になりました。

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

この度、日本口腔インプラント学会専修医の認定を受けることができました。

専修医修得まで協力してくださった、奥寺先生、小嶋先生、そして東京形成歯科研修会の先生方、本当にありがとうございました。

日本口腔インプラント学会は非営利の公益社団法人で、会員数14000人以上の日本最大規模の歯科学会です。

インプラント関連の学会は様々ありますが、公益社団法人として国の認可を受けているインプラント学会は日本口腔インプラント学会と日本顎顔面インプラント学会の2つしかありません。

日本口腔インプラント学会が重視しているのは、ガイドラインに沿った安全なインプラント治療を確実に行うことです。そして一貫してそのために活動を行っている非常に信頼のおける学会です。

会員になって早8年が経過しましたが、長い道のりを経て、インプラント学会認定医(専修医)を取得することができました。

まごころ歯科クリニックは高井戸・久我山で安全なインプラント治療と予防歯科を両立するために、これからも研鑽を積んでいきます。