インプラント・咬合 | まごころ歯科ブログ

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日本口腔インプラント学会 大阪大会参加

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

先日、日本口腔インプラント学会、大阪大会に参加してきました。

今年のテーマは、「インプラント治療が拓く未来」~超高齢化社会への責任、でした。

日本はまさに超高齢化社会を迎え、寿命を延ばすことだけでなく、健康に老後の生活を送るためにどうすればよいかが問われる時代になっていると思います。

虫歯や歯周病によって、歯や歯を支える周囲の骨が失われてしまうと、単に食べにくくなってしまうだけでなく、コミュニケーションもしにくくなり、全身的にも多くの悪影響があることが分かってきております。

インプラント治療は、口の中の健康を取り戻すだけでなく、全身の健康と、質の高い生活を支えるための画期的な治療法であると思います。
人生100年時代を迎える日本で、健康で充実した社会をつくっていくために、私達歯科医師ができることはなにか?

そうしたことを意識しつつ、今後もより良い歯科医療を提供できるように精進していきたいと思います。

今後とも宜しくお願いいたします。

インプラントと天然歯は繋げられない?

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

今日は『インプラントと天然歯は連結できるのか?』というテーマについて書いていこうと思います。

まず天然の歯同士は連結可能ですね。歯と歯の中間に位置する歯を失ってしまった場合、両隣の歯を削って、真ん中にダミーの歯を作って固定する『ブリッジ』という方法が一般的に行われます。これは天然の歯同士を連結しても問題ないため行われる治療です。

次にインプラント同士も連結することが可能です。例えば歯を3本連続して失ってしまった場合、両端に1本ずつインプラントを埋入し、真ん中はダミーの歯のみを取り付ける『インプラントブリッジ』といわれる方法が可能です。

では、天然の歯とインプラントを連結することはできるのでしょうか?

天然の歯とインプラントを連結することが可能であれば、インプラントと天然の歯を使ったブリッジがつくれますので、埋入するインプラントの本数を減らすことができ、治療にかかる費用を抑えることができるはずです。

しかし、一般的に天然歯とインプラントの連結は行われません。

なぜでしょうか?

これには理由があります。

実は普段びくとも動かないように見える天然の歯ですが、目に見えないような範囲で少し動いているのです。天然歯の周りには歯根膜という弾力のある膜があり、歯と骨との間でクッションの役割をはたしています。このため、生理的動揺といわれる0.2mm未満のわずかな動きがあり、うまく衝撃を吸収しているのです。

インプラントにはこの歯根膜がなく、骨と直接付いているため、全くと言っていいほど動くことがありません。

生理的に動く天然歯と、動かないインプラントをがっちり連結してしまうと、動かないインプラントの方に力が集中してしまうことになります。結果、過度の力を受けたインプラントに問題が起きる可能性があるため、一般的に天然の歯とインプラントは連結しないのです。

しかし、これはあくまで理論上の話ですので、状況によって連結されることもあり、絶対に連結してはならないということではありません。

当院では基本的に天然歯とインプラントを連結することはありませんが、積極的に連結するという先生もいらっしゃり、問題なく使用することができているとの話をうかがっております。

基本的には天然歯とインプラントは連結すべきではありませんが、どうしても連結が必要な場合には、天然歯とインプラント双方に無理な力が加わらないように十分な工夫をほどこす必要があると思います。

まごころ歯科クリニック高井戸西予防インプラントセンターでは、高井戸・久我山地域を中心に、より良い歯科治療を行うために取り組んでおります。どうぞお気軽にご相談下さい。

 

天然の歯とインプラントの歯の形の違いについて

こんにちは

まごころ歯科クリニック・高井戸西予防インプラントセンターの荻原真です。

よく患者様に『インプラントと天然の歯はどう違うのか?』というご質問をお受けすることがあります。

インプラントは人工歯根といわれ、天然歯に近い美しさと咬み合わせをつくることができます。

しかし、天然の歯とは多くの点で違いもあります。

違いを理解することは、インプラント治療をする歯科医にとって不可欠なことですが、治療を受けられる患者様もイメージをつかんでいただくことが重要です。

今日は天然歯とインプラントの違いのなかでも、少々専門的な話ではありますが、『天然歯とインプラントの歯の形の違い』についてご説明しようと思います。

天然歯とインプラントの歯の形に違いは、インプラントの断面の形が円形をしていることから生じます。

インプラントは各メーカー様々なものがありますが、断面をみると、ほとんどが直径3.5mm~4mmの円形をしております。

現代のインプラントはネジのように骨の中に回転させながらいれていく構造になっているので、インプラントの断面は必ず円形になっているのです。

一方で天然の歯の根元部分の断面はだ円形です。特に下の大臼歯は歯根が二つあるため、歯の根元の部分は前後径が長く、円形のインプラントと大きく形が異なります。

ですので下の奥歯にインプラントを入れた場合、天然歯は寸胴なのに対して、インプラントは頭が大きくて足が細い形態になることが多いです。ただし見た目にも、機能にもほとんど影響のないレベルの話です。

下の奥歯を作るとき、形を少しでも天然歯に近付けるためには、天然の奥歯と同じように、本来は2本のインプラントを入れることが必要です。ですが、実際には2本いれることはまれです。

というのも、『インプラントとインプラントの間は3mmの間をあけなければならない』という原則があるため、1本の歯に対し2本のインプラントを入れるにはかなり細いインプラントを使わなければならず、現実的ではありません。また、費用の面でも非合理的です。

ですので、2本分の歯根を持つ奥歯に形や強度を近付けるために、なるべく太いインプラントを1本だけいれるということになります。

ここで問題になるもう一つの原則があります。それは『インプラントの周囲には1㎜の厚みの骨が必要である』という原則です。細い骨に無理に太いインプラントを入れることは好ましくないということです。

この原則に従うと4mmの直径のインプラントをいれるためには、6mmの骨の厚みが必要ということになります。ですが、天然の歯が抜けるとき、歯の周囲にあった骨も一緒になくなってしまうため、インプラントを入れる時点では骨が細くなってしまい、適切な厚みを確保できないことが多くあります。

ですので、歯を抜く時点で、骨が一緒になくならないように、慎重に、特別な工夫をして歯を抜くことが重要です。こうした処置はソケットプリザベーションといわれ、インプラントを前提とした抜歯時によく行われます。また、一度細くなってしまった骨を太く再生する方法もあり、骨造成といいます。

このように、インプラントと天然歯には多くの面で違いがあります。できるだけ天然の歯に近付けるためには、症例ごとに工夫し、慎重に取り組んでいくことが必要です。

まごころ歯科クリニックは、久我山、高井戸周辺地域でより良いインプラント治療を行っていくことができるよう、日々研鑽を重ねております。

 

田保先生のライブオペ

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

今日は埼玉県の浦和で開業されている田保学先生のオフィスで、オペを見学させていただきました。

田保先生は米国ロマリンダ大学インプラント科の臨床助教授であり、日本歯周病学会の専門医・指導医としてもご活躍されている先生です。

今回の内容は午前中がソケットプリザベーション、午後がソケットプリザベーション後のインプラント埋入手術でした。

ソケットプリザベーションとは抜歯後、骨が吸収しないようにする手術のことです。

通常、歯を抜くと歯の周囲の骨、特に外側の骨は溶けてなくなってしまいます。すると、見た目にも影響しますし、しっかりとした骨にインプラントを入れることができなくなってしまいます。

歯を失うということは、歯と同時に骨を失うことでもあるのです。

こうなることを避けるためには、骨のダメージを与えないよう丁重に抜歯を行い、骨補填材といわれる人工の骨を入れ、コラーゲンの膜で覆うことで骨の吸収を最小限にすることが有効です。

この一連の術式のことをソケットプリザベーションと言います。

田保先生の洗練された美しく、正確な手術を拝見し、大変勉強になりました。

田保先生ありがとうございます。今後とも宜しくお願いいたします。

 

咬合談話会で全調整咬合器の実習

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

先日、咬合談話会の実習に参加いたしました。

今回はパントグラフで精密に記録した顎の運動を、全調整咬合器に再現する実習でした。六枚の描記板を使用した顎運動の記録と再現は圧巻でした。半調整咬合器や平均値咬合器との違いや、顎運動を考えるときのポイントがよく分かり非常に勉強になりました。複雑な操作ではありますが、体系化されており、パントグラフやスチュワートの咬合器を開発した先人の知恵にはただただ感動するばかりです。

 

 

 

 

 

また、咬合器調節の際の細かな技術など、膨大な臨床経験から生み出されたであろう工夫を、惜しげもなく、夜遅くまでご指導してくださる栗田先生に心から感謝いたしております。

栗田先生の謙虚かつ情熱的な歯科臨床に対する姿勢には、自分が進むべき臨床家としての生き方を考えさせられます。今後ともご指導の程、どうか宜しくお願いいたします。