まごころ歯科ブログ
松尾先生の実習に参加
2017年07月01日
こんにちは
まごころ歯科の荻原真です。
先日インプラントの勉強会に参加してきました。
今回は『多くの歯がない方に対して、どのようにインプラント治療を行うべきか』といった内容が中心のセミナーでした。
多くの歯がない場合、もとの咬み合わせが失われておりますので、新たに適切な咬み合わせを作ることが重要です。咬み合わせには様々な要素が絡んでおり、非常に奥の深い話ではありますが、簡単にいうと・・
①適切な顎の位置で咬み合わせが機能していること(中心位)
②咬み合わせを支える歯がそろっており、適切な平面に並んでいること(バーチカルストップ・咬合平面)
③犬歯が適切に機能し、奥歯や顎を保護する役割をはたしていること(犬歯誘導)
といった要素が整っていることが重要です。
ただ美しいだけでなく、しっかりと機能し続ける治療を行うためには、咬み合わせのことをよく考えて治療をする必要があります。
今回のセミナーでは精度の高い仮歯(プロビジョナル)を使用して、適切な咬み合わせを考えて、全体的なインプラント治療を進める方法について、東京SJCDで理事をされている松尾幸一先生に詳しく解説していただきました。
松尾先生の洗練された美しい治療のスライドを拝見させていただき、大変勉強になりました。