まごころ歯科ブログ
アレッサンドロ・ポッツィ先生のハンズオンコースに参加
2017年05月20日
こんにちは
まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。
先日インプラントのガイドサージェリーのハンズオンコースに参加いたしました。
ガイドサージェリーとは、CTデータをもとにインプラント埋入位置をあらかじめ設計し、その設計に基づくテンプレートを作製して手術を行う手法のことです。テンプレートを用いてドリルを進めれば、フリーハンドより、安全で正確な手術を行うことが可能です。
今回のコースはデジタルソリューションを活用したインプラント治療の第一人者として、世界的に活躍されているアレッサンドロ・ポッツィ先生のコースでした。
ポッティ先生のお話は理論的で分かりやすく、大変勉強になりました。
いまやインプラント治療は手術だけでなく、上物の歯の設計もコンピューターによってあらかじめシュミレートされ、最適化した状態で行うことができる時代になってきております。
最先端のテクノロジーを駆使すれば、手術をする前に最良な歯の形をコンピューター上で設計し、その歯を入れるために最適な位置をCTの情報を用いてシュミレーションし、さらにサージカルガイドによってシュミレーション通りにインプラントを埋入することができるということです。
デジタル化に頼り過ぎることにはまだまだ問題点もあるとは思いますが、素晴らしい技術革新が起きていると思います。
今回はガイドを使ったインプラント手術の勘所や、インプラントの即時埋入・即時負荷の方法について、ポッティ先生から直接ご指導いただき、大変貴重な時間を過ごすことができました。