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宮崎真至教授のダイレクトボンディングセミナー

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

先日、日本大学歯学部教授の宮崎真至先生のダイレクトボンディングの講演を聞く機会がありました。

ダイレクトボンディングとは、虫歯などで傷ついてしまった歯や、すきっ歯などに、直接材料を盛って修復する方法です。

ダイレクトボンディングのメリットは

①一回で治療が終了できること

②歯を削る量が最小限で済むこと

③白く美しく治療できること

などが挙げられます。

とても一般的な治療で小さな虫歯のときに多用されますが、口の中で直接材料を盛らなくてはならないため、型をとって、口の外で作業する治療より、精密に治すことが難しいという欠点があります。

正確に治療できなかった場合、段差ができてしまったり、取れやすくなってしまったりして、将来的に虫歯が再発する原因となります。

美しく、正確にこの治療するには、かなりのスキルと特殊な道具が必要です。

今回のセミナーは『バイオクリアーマトリックス』という道具を使って、天然歯の自然な形を再現する方法についてのお話でした。

歯は削れば削るほど傷んでしまうというのが、歯医者なら誰もが感じている真実だと思います。

ダイレクトボンディングで歯の削る量を最小限に治療することの意義はとても大きいと思います。