まごころ歯科ブログ
笠原デンタルオフィスでの勉強会に参加
2017年10月30日
こんにちは
まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。
先日、笠原デンタルクリニックでの大学時代の同級生との勉強会に参加しました。
いつもバラエティーに富んだ内容なのですが、今回はインプラントについての内容が中心でした。サイナスリフトでシュナイダー膜が破れてしまった場合の対応方法、上顎の骨が極めて薄い場合にもソケットリフトを用いてインプラントを埋入する方法等、とても勉強になりました。
私もインプラント手術に使用する骨補填材についての考察を発表いたしました。
骨補填材には遅延吸収性・非吸収性のHA系、吸収性のβ-TCP系など、様々な種類があり、それぞれの特性を考慮して使い分けていくことが必要です。
最近の骨補填材は気孔が大きく、連通性も高いため、骨芽細胞・破骨細胞が深部まで通過しやすくなっています。そのため、以前の骨補填材に比べ、骨が素早くできるようになってきています。
特に2013年に発売されたリフィットは、とても気孔率が高く、天然の骨に近い構造を持つため、HA系骨補填材でありながら非常に早く骨に置換されます。リフィットはスポンジ状で使いやすく、ソケットプリザベーションなどに有効との報告があります。
この会は気軽な意見交換ができ、楽しく勉強になります。
同級生の皆さん、ありがとうございます!!また、いろいろ教えて下さい。