学会・勉強会 | まごころ歯科ブログ-5ページ

当院の
インプラント
03-5941-9163・午前10:00~13:00・午後14:30~19:00

当院の
インプラント

まごころ
歯科ブログ

まごころ歯科ブログ

まごころ歯科ブログ

パラレルCCインプラントについてのセミナーに参加

まごころ歯科クリニックの院長の荻原真です。

今回は最新のインプラントであるノーベルパラレル・コニカル・コネクションを使った治療についてのセミナーに参加しました。

コニカル・コネクションとはインプラントの2つのパーツの接続方法のひとつです。

インプラントは本体のパーツと、アバットメントといわれる柱の部分のパーツの2つのパーツを合わせて使用します。

この接合部は従来は単純にネジでとめる構造になっていました(バットジョイント)。

しかし、インプラントには咬むことによる強い力が加わるため、バットジョイントの接続ではミクロな隙間ができてしまい、唾液や細菌が侵入してしまいやすい欠点があります。そこで、近年では、よりぴったりと接合できるコニカル・コネクションといわれる構造のインプラントが増えております。

コニカル・コネクションとは接合部にわずかに円錐状の傾斜をもたせることにより、摩擦力によって強固に密着させる構造のことです。

イメージとしては鉛筆と鉛筆のキャップのように、ぎゅっと密着してとまっているような構造です。

当院では複数のタイプのインプラントを使用しておりますが、すべてコニカルコネクションの形式のものとなっております。

今回のセミナーでは、美しい治療が求められる前歯にインプラントをいれる場合の理想的な治療方法や、最終的なセラミック歯を取り付けるまでの仮歯(プロビジョナル)の合理的な使用方法などについて、梅田和徳先生に詳しく解説していただき、大変勉強になりました。

プロビジョナルレストレーションのセミナーに参加

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

先日、プロビジョナルレストレーションのセミナーに参加してきました。

プロビジョナルレストレーション(プロビ)とは、一言で言うならば仮歯のことです。

仮歯のことをテンポラリークラウン(テック)と言うこともあります。

では、プロビとテックはどう違うのでしょうか?

テックは歯の治療中、歯がないと不便だったり、かっこ悪いので、一時的にいれておく仮歯のイメージです。
プロビは最終的につくるクラウンの審美性・咬合状態をより精度の高いものにするためのレプリカといったイメージです。

ですのでプロビをつくるときは仮歯といっても高い精度と、咬合や審美に関する十分な考察が必要です。

美しい歯はなぜ美しく見えるのでしょうか?

白く透明感があるからでしょうか?

もちろん、色や透明感も重要ですが、それだけではありません。

美しい歯には、比率や、角度などに法則があり、その人固有の特徴と調和させつつ、それらの法則を当てはめていくことにより、審美的な歯を作ることができます。

プロビジョナルレストレーションを活用し、美しく、機能的な治療を心がけていきたいと考えております。

今回は高井基普先生の晴らしい講演を聞くことができ、大変有意義な時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

 

アレッサンドロ・ポッツィ先生のハンズオンコースに参加

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

先日インプラントのガイドサージェリーのハンズオンコースに参加いたしました。

ガイドサージェリーとは、CTデータをもとにインプラント埋入位置をあらかじめ設計し、その設計に基づくテンプレートを作製して手術を行う手法のことです。テンプレートを用いてドリルを進めれば、フリーハンドより、安全で正確な手術を行うことが可能です。

今回のコースはデジタルソリューションを活用したインプラント治療の第一人者として、世界的に活躍されているアレッサンドロ・ポッツィ先生のコースでした。

ポッティ先生のお話は理論的で分かりやすく、大変勉強になりました。

いまやインプラント治療は手術だけでなく、上物の歯の設計もコンピューターによってあらかじめシュミレートされ、最適化した状態で行うことができる時代になってきております。

最先端のテクノロジーを駆使すれば、手術をする前に最良な歯の形をコンピューター上で設計し、その歯を入れるために最適な位置をCTの情報を用いてシュミレーションし、さらにサージカルガイドによってシュミレーション通りにインプラントを埋入することができるということです。

デジタル化に頼り過ぎることにはまだまだ問題点もあるとは思いますが、素晴らしい技術革新が起きていると思います。

今回はガイドを使ったインプラント手術の勘所や、インプラントの即時埋入・即時負荷の方法について、ポッティ先生から直接ご指導いただき、大変貴重な時間を過ごすことができました。

咬合談話会でのスプリント製作実習

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

先日、咬合談話会の実習に参加してきました。

咬合談話会を主宰されている栗田先生はナソロジーを本格的に臨床に取り入れ、数十年のキャリアをもつ、日本でも数少ない咬合治療のパイオニアです。

今回はスプリントの制作や、リマウントの方法について学ばせていただきました。

スプリントとは顎の位置が本来の位置からずれてしまっている場合、夜間装着することにより、筋肉のコリをとり、正しい顎の位置に導くためのマウスピースのことです。

スプリントには多くの種類があり、使用目的によって使い分ける必要があります。

スプリントを装着すると、顎の調子がよくなり、肩こりが改善する患者様もいらっしゃいます。

天然歯だけでなく、義歯やインプラントの上からも装着でき、歯を削ったりする必要もないため、とても良い治療法だと思います。

今回、私も自分のためのスプリントを制作してみました。口の中に装置を入れるため、やや違和感がありますが、なかなか快適です。

こちらの記事も合わせてお読みください。

咬合談話会で全調整咬合器の実習

咬合談話会実習

咬合を学びに

笠原デンタルオフィスでの勉強会

こんにちは

まごころ歯科クリニック院長の荻原真です。

先日、大学時代の同級生で集まって、小岩にある笠原デンタルオフィスで勉強会をしました。

笠原デンタルオフィスはマイクロを使用した自費治療を中心とする歯科医院です。

勉強会の前には、マイクロを使った樋状根の根管治療の見学することもでき、大変勉強になりました。

樋状根とは、2本の歯の根が癒合し、雨どいのようなU字型になってしまっているものです。通常の歯根治療より難しく、精密な治療をするためには高度な技術が必要です。

勉強会は深夜まで続き、やや疲れましたが、それぞれの先生方が素晴らしい発表をされ、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

今回は、マイクロ治療について、歯の移植について、ガイドシステムを使ったインプラント治療について、より良いプレゼンテーションの方法について、咬合治療について、など様々なテーマの発表がありました。

次の日治療があるにもかかわらず車で送ってくれたA先生、わざわざ一緒についてきてくれたH先生、ありがとうございます!